タンザニアで学校の先生してる人のブログ

アフリカのタンザニアで物理と数学を教えています。南スーダン難民支援とウガンダ現地NGOと事業協力してるNGOで理事やってます。

今年の全授業終わって思うこと

Umeshindaje?
溝口です。

 

今年の授業全部終わりました👏👏

ほとんどシラバスの内容を終わらせたので、一安心。


今は期末テスト期間、皆勉強に励む期間です。

ただしマンゴーが生る期間でもあります。

マンゴーは彼女らにとって大事なおやつです。

たとえ試験中だろうと、マンゴーの落ちる音には敏感に反応し、ニヤリとします。

 

12月7日からは年始まで長期休みです。
今年の3月~11月の間、タンザニアで教えて考えたことのうち、いくつかを書いていきます。

 

授業疲れた(笑)

「ちょっと疲れた」

3月~11月の間、タンザニアで物理を教えた感想です。

 

慣れない言語を使ってるからか、授業が1コマ80分と少し長めだからか、とにかく準備に時間がかかります。

そして物理の場合どうしても長い説明が必要で、数学より授業の準備がめんどくさいです。

多くを説明する必要がある教科では、生徒が考えられる細かい部分でどれだけ工夫するかが重要だと思ってます。ただ、その工夫を毎日し続けるのは難しい。

 

そういう言い訳もあって、準備/工夫不足で情けない授業をすることも多々ありました。
それでも頑張って勉強してくれる生徒たちには感謝しかないです。

 

物理っていらなくね?という本音

タンザニアの生徒は約9科目を勉強します。
英語 スワヒリ語 地理 公民 歴史 数学 生物 化学 物理
その中でもおそらく、物理(と数学)は最も難しい教科だと信じられています。少なくともうちの生徒はそう。

正直、物理なんて趣味でしかない。物理を通して学べることは、それ以外の教科でも学べると思ってます。
理解できない、つまらないなら勉強しなくてよいはず。
それなのにその勉強に多くの時間を費やしてしまうのは、もったいないなと思ってしまう。

(恐らくこういう考え方する人は学校の教師に向いてない笑)

 

-1-2が分からない生徒にできること

おそらくうちの学校の生徒は、タンザニア内で比べると優秀な方です。

それでもうちの1年生の約3分の1以上が、-1-2の計算でミスります。
となると当然、数学のテストはFail(赤点)です。

 

授業分かんなくて、毎回テストでFailを取り、チャパ(体罰)され、彼女らは自分に対する自信をなくしてるんじゃないかと感じています。

なので来年は、彼女らに少しでも「私にも分かった...!できた!」と授業中に思ってもらえるようにしたいなー。

 

日本で教師にはならない

2年前は、将来は物理教師になりたいなと思ってたんですが...。

大学卒業後、学校の外の世界をほんの少し知れたおかげで、教師の仕事にあまり魅力を感じなくなりました。NPO始めて、協力隊でいろんなバックグラウンドを持った人と会えて、タンザニアで人生初の一人暮らしを始めて。

 

そしてタンザニアで授業して「教えるのって大変だなー」と感じて。

それに加えて部活動に校務分掌に行事運営にクラス担任の仕事、保護者対応までする日本の教師、俺にはきつい。

と思うようになりました。

これは俺にとって前向きな変化です。

 

来年の授業も頑張るぞー

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インスタ映えを意識した板書 ホントはもっと汚いよ)