タンザニアで学校の先生してる人のブログ

タンザニアの中等学校で物理を教えています。活動やタンザニアでの生活について書いていきます。

タンザニアの生徒が使う教科書紹介

おはようございます、溝口です。

 

今回はタンザニアの中等学校で使われてる教科書・参考書の紹介をします。

目次

 

Form1,2(日本の中学2,3年)物理の教科書

Form1,2の教科書は一冊にまとめられています。

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日本の中学2,3年生相当にしては結構分厚いです。

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USAID(アメリカの開発援助機関)の支援でこの教科書が各学校に配られたようです。

中身はこんな感じ。

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はい、全部英語です。タンザニア人はスワヒリ語ネイティブです。)

タンザニアの小学校では現地語のスワヒリ語を用いて授業が行われていますが、中等学校からは全部英語で授業することになっています。なので教科書も全部英語。

もちろんタンザニア人の先生たちはスワヒリ語を交えて授業しますが、国家試験が英語で作られているので最終的には英語で理解する必要があります。

 

そして文字が多い。内容が変に難しい。

例えばForm1の生徒が、4つの相互作用と現象論的な力の違いについて勉強します。笑 入学早々strong interactionなんて言われても分からんでしょ...笑(私も分かってません。笑)

なぜこんな難しい教科書を作ったのか謎です。

 

Form5,6(日本の大学1,2年程度)の参考書

Form5,6は教科書使ってません。なぜなら指定の教科書の内容のみだと国家試験をパスできないからです。(何のための教科書...)

ということで、参考書使ってます。
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S.ChandさんのPrinciple of Physicsです。

 

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デカいです。(日本から持ってきた物理のエッセンスと比べてます)

中身はこんな感じ。

 

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日本の大学で勉強する内容混じってるので結構難しいです。マクスウェル方程式とかあるし。笑

ただForm5,6の生徒はForm4時の国家試験(確かパス率約3%くらい)をくぐり抜けてきているので普通にこれで勉強できています。英語で。すげー。

 

番外編︰大学物理の参考書

なぜか分かりませんが職員室に1冊、大学物理の参考書が置いてあります。

 

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力学・電磁気学・熱力学に加えて特殊相対論や量子力学も載っています。

今はForm5に電磁気を教えているので、Electric Potentialの導入の仕方調べたりするのに使ってます。超便利。

 

おわりに

念の為Form5,6の生徒が使ってる参考書の購入リンク貼っときます。 

S. Chand’s Principle Of Physics -XII

S. Chand’s Principle Of Physics -XII

 

 

タンザニアの生徒の気分を味わいたい方はぜひ。笑